中高年男性に前立腺肥大症・がん患者が急激に増えています。50歳以降に年齢が高くなるにしたがって発症率が高くなり、アメリカでは男性のトップを占めているガンで、日本でも厚生労働省の発表によると40年前に比べ死亡率は約4倍に上昇しています。
前立腺がんは早期発見、早期治療により、他のガンに比べ治る確率が高いと言われています。
前立腺がんは残念ながら初期の段階では、基本的に自覚症状は現れません。
「尿が出にくい」「尿の出る勢いが弱くなる」などの症状が現れることもありますが、気づかないことが多いのです。
よって、早期に発見するためには、定期的な検査が必要です。
特に、50歳以上の男性の方には、1度検査をうけることをお勧めします。
PSA検査
前立腺がんができると、血液中に[PSA]という物質が増えてきます。そこで、血液中のPSAの量を調べることで前立腺がんができているかどうかを調べることができます。
PSAの測定は、採血だけで簡単に検査が受けられるので、前立腺がんのスクリーニングとして最適です。
前立腺がんの有無を調べる最初の検査としては、その簡便性と精度から広く用いられています。
※以下の人は自己負担金が免除されます。
・70歳以上の人
・生活保護受給世帯(要 証明書類)
・市民税非課税世帯(要 市民税課税証明書)
・65~69歳で、後期高齢者医療保険証を持っている人