骨はカルシウムやタンパク質等の成分によってつくられ、日々の部分的な破壊(骨吸収)と再生(骨形成)を繰り返し、新陳代謝をしています。
この新陳代謝のバランスが崩れ、ほねの密度(骨密度)が低下すると、大根に鬆(す)が入ったようにスカスカになり、骨折しやすくなります。
この状態が骨粗しょう症です。
新陳代謝のバランスが崩れる原因としては、加齢・閉経・カルシウムなど必要な栄養素の摂取不足・運動不足などです。
誰でも加齢により骨密度は減少しますが、骨折危険域にまで減少する人とそうならない人がいます。
骨粗しょう症は残念ながら初期の段階では、基本的に自覚症状は現れません。当院では被ばくの心配がない超音波を使って骨の評価を行います。検査はイスに座って片足をのせるだけです(わずか5秒ほどで終了)。
医師から説明の後、結果表をお渡しします。
定期的に検査することにより、経年変化を知ることができます。
骨粗しょう症になりやすい生活とは
※検査の結果によっては、栄養指導や服薬が必要です。
※以下の人は自己負担金が免除されます。
・70歳以上の人
・生活保護受給世帯(要 証明書類)
・市民税非課税世帯(要 市民税課税証明書)
・65~69歳で、後期高齢者医療保険証を持っている人